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   テーマ 161 自分の部署は“どのような性格の部署にしたいか”
          を踏まえて部署運営にあたる
 

「新約聖書」マタイ伝第9章の一節に

「新しき酒は新しき革袋に盛れ
(新しい葡萄酒を古い葡萄酒の中には入れない)」

という言葉があります。

新しい思想や価値観を表現するには、それに適した
新しい形式や受け手の心構えが必要との意味合いになります。

「部下を早く成長させたい」、
「今以上に生産性の高い業務、
 生産性の高いコミュニケーションをつくっていきたい」、

「新しい業務に挑戦し、新たな顧客、
 新たな売上・利益をつくりだしていきたい」

上司の方は、常にこのような想いを持っていらっしゃると思います。

そのためには、部下育成のため、
新しい現実(新たな顧客、新たな売上・利益)を

つくりだすための目標を設定し、
その実現化を図っていかなければなりません。

新たな目標の実現化は、
部署員全員がチームワークを組んで推進していくことになります。

この場合、どのようなチームづくりをしたいのかも
重要な問題となります。

多くの上司の方は、自分の担当部署は、
「明るく・前向き・活発な部署」、「切磋琢磨し合える部署」
にしたいと話します。

心理学に「ピア効果」というのがあります。
ピア効果とは意識や能力の高い集団の中に身を置くことで、
切磋琢磨しお互いを高め合う効果のことをいいます。

高い意識や能力を持った人達が集まり
お互いに刺激・感化し合うことにより、

集団全体のレベルアップに加え
個々の成長にも相乗効果をもたらすというものです。

また、イギリスの心理学者レイモンド・キャッテル氏は、
各個人が持つパーソナリティと同じように、

集団が持つ特性のことをシンタリティと名付け、その集団の持つ
自主性、柔軟性、陽性度、親和度、結集度、粘着度
などが集団の特性を決定する要因となるといっています。

実際の職場においては、下記のようなことが
「明るく・前向き・活発な部署」、
「切磋琢磨し合える部署」をつくるために重要です。

(1)「明るく、前向き」な特性を持つ部署をつくるためには、
職場における日頃の「あいさつ、礼儀、身だしなみ、態度、ことば使い」
を部署員全員が、きちんとできるように「しつける」ことが重要

人間は、好むと好まざるとに関わらず、
顔を合わせてもあいさつをしない人、身だしなみの悪い人、

無神経な態度やことば使いをする人には、
なんらかの不快感や警戒心を持ちます。

職場は血のかよった感情を持った人間の集団です。
例えば、「おはようございます。お疲れ様でございます。」

といったあいさつは、業務を遂行する上では、
何も意味はないようにみえますが、

「人間が基本的に持つ警戒心を解き、
 意欲やチームワーク形成、職場の雰囲気形成」

に大きな意味を持ち、生産性の高い仕事を行っていくためには、
非常に重要な役割を果たします。

新入社員研修の時に、新入社員の方に、
おじぎの仕方や名刺交換の仕方、身だしなみのあり方、

言葉遣いなどを勉強してもらいますが、これは、
「相手に最高に生産性の高い仕事をしてもらう」ための、
働く者の基本的なマナーですとお伝え致します。

明るく、前向きで、生産性の高い部署をつくるためには、
「あいさつ、礼儀、身だしなみ、態度、ことば使い」
をきちんと行うということが、重要な条件となります。

(2)「学習のために仕事をする」という
仕事に対する考え方を全員に持ってもらう

孔子の論語の中に下記の様な言葉があります。

「子曰、学而不思則罔、思而不学則殆」
「子曰く、学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、
 思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)」

「孔子先生はおっしゃいました。学んでも考えなければ、
 道理を理解することはできない。
 また、自分で考えるだけで学ぼうとしなければ、
 考えが凝り固まってしまい独善に陥る恐れがある」

孔子の言葉は、実務に置き換えますと、
「実践してみなければ、書籍等による学習だけでは、何も得られない」
となります。

知識や技術などの仕事に関する能力は、頭で知り、
理解するとよいというものではありません。

仕事に関する能力は、職場の中で実践し、成果を得て、
初めて身に付くものであり、そこまで追及することが必要です。

新しい能力を身につけるには、知識的な経験だけではなく、
実践的な経験が必要となります。

このような実践的な経験を積み重ねることができる
唯一、最良の場所が職場であり、仕事であります。

「昨日の正解は、今日の不正解」ともいわれる
今は、「チャレンジが必要な時代」ともいえ、
「実践ありきの姿勢で仕事に取り組む」ことが重要です。

「仕事は学習のために行う」という重要な側面があることを
部署員に徹底することが重要です。

(3)部下との意思疎通を計画的に図る

月、週、日などのそれぞれの単位の中で、
上司として部下にどのタイミングで、

何を話すべきなのかを考え、
計画的に部下との意思疎通を図ることが大切です。

「人と仕事のマネジメント」という言葉があります。

上司の方にとっては、部下の方が持つ

「いい仕事がしたい、仕事を通して成長したい」という欲求を
「実際の仕事に結びつける」のが
「人と仕事のマネジメント」ということになります。

部下の方との「意思疎通を的確に取る」ことが、
部下の意欲を仕事に結びつける、
人と仕事のマネジメントの重要業務となります。

部下の方は、「いい仕事をしたい」と思っています。
また、「仕事を通して成長したい」と思っています。

このような気持ちを実現できるのは、
「上司である自分」しかいません。

上記の(1)〜(3)を上司として実行することにより、
部下個々人は大きく成長していき

「明るく・前向き・活発な部署」、「切磋琢磨し合える部署」
をつくることができます。